七尾天神由緒
七尾天神 由緒
通称
亀尾天満宮、亀乗天神、七尾天神、七尾天満
由緒
霊亀はもとの池に去ったと伝えられております。それ以来、七つの尾の霊亀を台座にしてその天神像を乗せ、ご祭神として七尾天神の名称で当地にお祀りしております。
七尾天神社は、文亀年間(1501〜4)に、天神池に七つの尾を持った霊亀(亀)が菅原道真の木像を背負って現れたことから始まります。
天神像を背に、また、口に梅の小枝をくわえ、現地にあったほこらに入り天神像と梅の小枝を残しその際、霊亀は、樹の下の石の上に菅公像を置き、その石の周りを七度まわり姿を消しました。
それを見ていた修行僧が、みずから七つの尾の霊亀を刻み、それを神座とし、菅原道真公像を草庵に安置しました。
永正年間(1504〜21)には社殿が造営
元和年間に義直が拝殿を建設
後の成瀬家の祈願所となりました。
現在は、境内の西角にある池の中央に安置されている霊亀の背に七度水をかけると学業成就及び諸願成就すると言い伝えられています。